山梨の注文住宅 空間デザイン パッシブデザイン ライフデザインを提案する快適な暮らしの注文住宅の工務店です





時と暮らしをデザインする家づくり、この街で60年 甲府市の工務店です。

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(有)伊東工務店
〒 400-0043 山梨県甲府市国母2-4-1
055-228-8191

本物のスマートハウスはまずパッシブから考える

パッシブデザイン PASSIV

はじめに

1990年代以降、地球環境問題、特に温室効果ガスの削減が社会問題化したのをきっかけに、原油価格の高騰を経て、更に今年東日本大震災の影響による電力事情を受け、国民のエネルギーへの関心は一気に高まりました。
また現在、家庭用家電・ハイブリッド車など、一般家庭はじめ様々な業界で「省エネ」に感心が高まっています。
私たちは普段、買物に行くのにも移動には自動車、心地よい環境形成にはエアコンや照明、食事もガスや電気など様々な燃料資源を使い、豊かで快適な生活を可能としています。
こうした当たり前の生活には、あと数十年で枯渇するとされる、原油・石炭・天然ガス・ウランなどの化石燃料が使われています、とりわけ石油エネルギーの依存度が高い日本は石油大替エネルギーや省エネ大対策が重要となっています。
東日本大震災の影響は未だ大きく、計画停電を経験した方々にとって、当たり前のように電気に頼ってきた暮らしは大きな不安要素です。
オール電化住宅では、一旦停電すれば、煮炊きはもちろんお湯を沸かすことすらできず、日常生活は大きなダメージを被ります。

まずパッシブを最初に考える

外気温10度前後の寒い日でも、お陽様があたる縁側は心地よい暖かさ、気温35度を超える真夏でも目の前を爽やかにぬけていく風通しのよい空間、こうした自然エネルギーを上手に取り込んだ住宅は私たちの目指している家づくりです。
自然を取り込む建築手法と高効率家電の導入で、光熱費を現在の1/2に減らし、更に太陽光発電システムの導入と共に、光熱費の削減に寄与できるのです。
ハウスメーカーで言う、「スマートハウス」は高効率家電、太陽光発など20年で壊れる設備(アクティブ)を推奨していますが、まず当たり前の光と風などの自然エネルギーを考えた上でこうした機械設備の導入を考えるべきです。

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住宅の性能は「具体的な数値」で評価する

環境や省エネに配慮した住宅は、エネルギー事情もあり今後更に感心が高まります、しかしこうした環境配慮した住宅建築の「基準」は曖昧で理解しずらいものとなっています、通風などの自然エネルギーを活用した設計手法も、自信の感性や過去の経験で行ってしまっているハウスメーカーや工務店、設計者がほとんどで室内環境を明快な言葉で語る方はいません。
伊東工務店はこうした住環境性能を「定量的な数値」で評価し、その結果を基に住環境デザインに還元することにより、人にやさしく「心地よい住環境」を作りあげていくことを目標としています。
A-2図  エネルギー性能評価ツール



A-1図 日本のパッシブデザイン (児玉裕一郎氏資料)

パッシブデザイン

あなたが今、沢山のお金をつぎ込んで建てようとするのは「心地よい住まい」であって、「心地よさを強引に生み出す設備」を買う事ではないはず、今普通に家を建てると「設備に偏った(頼った)住まい」になってしまいます。
本当に心地よい住まいを手に入れたいのであれば、パッシブデザインにお金と手間をかけるのが賢いと思います。
「パッシブ」とは、太陽の熱や風など自然がもっている性質を建築に活かす手法を言い。機械装置で暑さや寒さを制御する手法を「アクティブ」と言います。
こうした設計手法においては、単に設計者のもつ感性や経験だけで行う事は無理があり、気象・敷地・気温・卓越風などのデーターを根拠として快適で心地よい住まいの設計が成り立ちます。
単に「陽当たりが良い」・「風通しが良い」・「涼しい」・「暖かい」などの裏付けなき言葉だけの「誰でも出来るパッシブ」にならないようにしたいものです。

自立循環型住宅の提案

自立循環型住宅」とは、誰でも利用可能な今ある技術や設計手法を用いて、極力自然エネルギーを利用し、居住性や利便性を向上させながら、生活時のエネルギー消費量を50%削減することが出来る住宅のことをいいます。
設計要素として、自然エネルギー活用技術では自然風の利用・昼光利用・太陽光発電・日射熱の利用・太陽熱給湯が、建物外皮の熱遮断技術では建物外皮計画・日射遮蔽手法が省エネルギー設備技術では暖冷房設備計画・換気設備計画給湯設備計画・明設備計画・高効率家電機器の導入水と生ごみの処理と効率的利用などがあります。
住宅の省エネルギーを考える順番として第一に、建物配置や窓の配置、断熱・気密・日射遮蔽・通風・昼光利用などの「建物の基本性能」や「建物自体の設計の工夫」二番目に普段着ている着衣量(仕様)の調整・カーテン・すだれの利用・温度設定・不要な電源の切断、連続入浴などの「住まい方の工夫」、三番目にエアコンや冷蔵庫などの高効率設備機器使用による冷房・暖房・換気・給湯・照明など設備機器の効率向上、最後に太陽光発電(温水器)・バイオマス・水力や風力発電の利用があります。


A-1図にあるように、真ん中の太く黄色い線が、人が快適に暮らす事のできる言わば「快適な温度帯」です。それぞれを快適な環境とする時、パッシブな建築的手法が必要で、足りない部分を補うのがエアコンなどによる「機械的手法」となります。
こうした様々設計要素を重ね合い、豊かで快適な生活を営むため様々な技術や情報を織り込んでいく事が必要となります。


削減エネルギーイメージ

自立循環型住宅イメージ風配図(山梨県甲府市)


建物(住宅建築)と環境も同時に評価

伊東工務店では「自立循環型住宅の評価ツール」(A-2図)や、」建物を環境性能で評価し、ランク付けする手法である「CASBEE戸建-新築」(建物環境総合性能評価システム)により、具体的な数値での提案を行い、より快適なくらしづくりに貢献します。
「CASBEE」とは、日本語で建築物総合環境性能評価システムといい、建物の環境性能を評価し格付けする方法です。具体的には、省エネや省資源、リサイクル性能といった環境負荷削減と、室内の快適性や景観への配慮といった環境品質、性能の向上といった、建物がどれだけ環境と人に優しいかを総合的に評価するシステムです。現時点でのメリットは特にありませんが、これから住まいの環境性能をはかる基準となっていくと考えられ、環境税などの指標になるとも言われています。環境への配慮が気になるという施主様からの多くの声により、全棟で「エネルギー性能評価ツール」と「CASBEE戸建-建築」の評価を導入いたしました。

CASBEE戸建-建築 評価書


さらにビジュアルエコで環境性能を

住まい手に対し、住まいのエネルギー性能や快適性の事を分かりやすく説明することは大切です。家 づくりの計画を進めていく初期の段階で温熱環境の重要性を感じてもらえれば、省エネ性や快適性を向 上させるために必要なイニシャルコストに理解を得やすくなります。
エネルギー性能は、事業主基準などでは一次エネルギー(GJ)で評価されますが、その数値を見ただ けでどれくらいのエネルギーを使っているのかイメージが掴める住まい手はほとんどいないでしょう。 また、快適性は普段は感覚として捉えているものなので、数値の表現だけでは伝わりづらいものがあり ます。「室内温度20°C」と聞いてその状況をイメージできる住まい手も少ないのではないでしょうか。
本プログラムは、うまく伝えることが難しい住まいのエネルギー性能と快適性について、身近でイメ ージしやすい今現在住んでいる建物と比較することで、提案する建物の住み心地を住まい手に伝えるプ レゼンシートを作成することを目的としています。
着衣量も見る事が出来、わかり易いソフトです。

ビジュアルエコ