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時と暮らしをデザインする家づくり、この街で60年 甲府市の工務店です。

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(有)伊東工務店
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「季節のはがき」2016.5.10


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簷塔(えんとう

構造、様式、種類などの解説はウィキペディアで見てください。
荘厳な雰囲気が境内の中に漂い、夕方の光の中、闇の粒子が杜に瀰漫して空気がうす墨色に沈んでいきます。塔の存在は繊細であり艶やかに感じ、凛として聳えています。日本の建築や美術はそのほとんどが用の美です。造形というひとつの思想的な背景を備えるオブジェ的なものは塔婆を除いて皆無ではないかと思います。
 塔は、なんでこの姿になるのかという造形という視点から考えてみました。そこで私の感覚的想像から、「永遠」がこの建築の主題であるとしました。うつろう時ではなく、不変という意味です。時に求めない永遠がこの造形を支える思想であると感じます。生命の力強い意志の現われである。心の美が建築の美に反映し、建物を荘厳にすることにより建築の持つ生命感への素朴なあこがれへ導く。建築の設計は過去現在未来さらに内在的普遍性の追求、内なる美と永遠性の表現、多様性の尊重と相互依存関係に基づく調和、まさに文化芸術活動でもあると考えます。建築は訪れる人、みな感じる共通の美的感覚は、素朴な生命の憧憬であり、脳裏に感光し結晶化していく、それがこの塔婆建築の造形主題なのではないでしょうか。で、古塔のこのかたちは、生命へのあこがれの姿として脳裏に刻まれるのではないでしょうか。と無責任に思います。ぜひ一度訪れてみてください。住所は、奈良県桜井市多武峰319です。
塔婆建築は日本中にかなりの数で存在しますが。立ち姿が優れて美しいのは、個人的には、この十三重の塔がダントツです。室生寺の五重塔、醍醐寺の五重塔、山口県の瑠璃寺の五重塔、滋賀県石山寺の多宝塔。塔婆建築に関する詳しい見解はメールで問い合わせてください。