住宅基本情報
建設地 | 山梨県甲府市 |
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敷地面積 | 130坪 |
床面積 | 202m2(61.4坪) |
構造 | SE構法3階建 |
用途 | 専用住宅 |
仕様 | 長期優良住宅 耐震等級3 |
断熱材 | MOCOフォーム 壁100mm 屋根180mm |
外皮性能 | Ua値0.5W/m2k Q値1.8 W/m2k ηAC 1.5 ηAH2.1 |
お客様からのご要望
希望している床面積を考えた時、敷地面積がそれほど広くないため、初めから3階建を考え始めました。最初は木造で3階を建てるとなると、地震のことが気になっていました。頭の中には、東日本大震災や阪神淡路大震災で倒壊した建物の多くは木造建築だと聞いていたので3階建と聞いた時、少々不安になりました。家に対する要望は、まず地震に強い家と冬暖かく夏涼しい家を希望しました。
ワンポイント解説
この敷地は、法人の建物の奥に建築するものでした。建物の敷地はそれほど広いものではなく、希望されている所要室を考慮するとどうしても上に行かなくてはならないことがわかり、収納スペースも考えた3階建とする事としました。建物構造は許容応力度計算を行う構造計算を行うSE構法を採用することで、より強靭な構造体を計画することが容易に出来ました。外壁はジョリパット吹き付け仕上げとし、玄関のファサードには米松材の格子を設えて「顔」を作り,玄関土間には白御影石を敷き詰め、高級感を演出しました。
お客様の声
この家、住み始めて感じたことは、普段長くいるLDKを南向きで風通しが良く、夏は日差しが入って来ないので涼しく、冬は柔らかい日差しがリビングの奥まで差し込むことにより、窓が冬のストーブとなりポカポカ暖かく気持ちいい家です。また当初心配していた「3階建」ですが、私たちは素人なので「SE構法の構造計算」って言われても中々理解できないことが沢山ありましたが、じっくり丁寧な説明を聞いて、構造計算も行わない普通の木造2階建よりも遥かに強靭な家ができたことがようやく理解できました。この家、この構造で建てて本当に良かったと思っています。