住宅基本情報
建設地 | 山梨県甲斐市 |
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敷地面積 | 170坪 |
床面積 | 165m2(50坪) |
構造 | 木造在来工法2階建 |
用途 | 専用住宅 |
仕様 | 長期優良住宅 耐震等級2 |
断熱材 | MOCOフォーム 壁120mm 屋根180mm +付加断熱 |
外皮性能 | Ua値0.47W/m2k Q値1.7W/m2k ηAC 1.3 ηAH2.1 |
お客様からのご要望
現在住んでいる家から徒歩5分くらいのところへ家を建てる計画です。「元々暑がりで、エアコンは大好きなんです」今住んでいる家は、夏なんかエアコンないと暮らせませんし、冬も沢山着てないと寒い家です。築45年になりますが、この家には断熱材は入っていませんので当然です。今度建てる家は、こうしたことがない様、冬暖かく、夏涼しい家にして欲しいと思っています。
ワンポイント解説
「甲府盆地はとにかく暑くて寒い」そんな経験から新築する家は、「冬暖かく、夏涼しい家」を切に希望されていました。この家に暮らすのは、60代前半夫婦と二人の子供さんの4人です。敷地は西4m道路で、東西に長いおよそ170坪の土地の東側へ建築しました。お客さまの年齢なども考慮して、外観は現代和風とし、夏の日射もしっかり遮蔽できるように大きく軒を出すと共に、1.200mm出したベランダも夏の暑い日差しを遮る役目を持たせました。Ua値計算もしながら断熱計画や外部建具にも配慮した結果、冬家の中に入るとその暖かさの効果がすぐにわかる温熱環境となっています。「この家、涼しいですよ」と、奥様が言った言葉です。
お客様の声
梅雨明けのある日「この家、夏も扇風機で過ごせちゃいますよ」と伊東さんにもお話しました。当初少々疑ったわけではありませんが、本当に涼しい家ができるのか半信半疑でしたWでも当初伊東さんは「夏は日射が室内に入り込まない工夫だけで、必ず涼しい家は出来ます」と言っていましたが本当だったんですね。冬の甲府盆地は、「八ヶ岳おろし」と言って、特に1月2月は大変寒い日が続きますが、この家は外の寒さなど気にならないほど「ほっとする暖かさ」を感じます。エアコンは使用しますが、ちょっとの運転で長くその暖かさが続きます。本当にこの家で良かったと思っています。